足摺岬のリフトカー

物件の所在地:高知県土佐清水市
あし:JR中村駅よりバスにて足摺岬行き乗車
足摺観光センター下車、徒歩にて

みなさんこんばんは。
今回の物件は以前インターネットで検索して見つけていた、
足摺岬にあるケーブルカーです。

依光次郎様のホームページ
サニーロード 足摺テルメ

足摺岬近くにある温泉・宿泊施設「足摺テルメ」、
その施設の一つとしてケーブルカーが設置されているとの事。
旅行ガイドブックを見ると確かに「専用ケーブルカー」が存在するようです。
今回念願の四国旅行がかないましたので、
日程に組み入れて行って参りました。



足摺センターバス停の近く、地図にも記載のある「リフトカー乗り場」。
近くの工場によって材木が立てかけられ、独特の雰囲気でした。



現状(2003年1月)はこのような感じでした。
呼び出しボタンを押してみましたが、
答えはありませんでした。



いわゆるリフトカー形式である事が判る軌道。
草も伸びているのが判りました
車両は上の方にあるようです。



どうやらヘッドマークのようなものが付いていたようですが、
確認できませんでした。



山上までは歩き、雨の中、結構疲れました。
ケーブルカーが動いていてくれたら・・
これが山上駅の様子です。



運行が休止になってちょっと年月が経っているような感じ。
このあと施設の方に許可を頂き、車内を見てみる事にしました。



ここからの眺め、海が見えないとはいえ、
動いていたら結構面白そうでした。



車内下方より上方を。
この写真では古びて見えますが、
そうでもありませんでした。
座席はよくあるベンチシートではなく、
普通の電車のような感じです。



車内上方より下方を。
吊革もついていて結構乗れるようでした。



車内にあった銘板によると安全索道の手による製品。



運転室でしょうか?
立ち入りは出来ませんでしたが、
ほぼ営業当時のままでした。



これが実際の走行中の姿。
依光さまより提供いただけました。
索は二つ、なかなか整った形ですね。


「足摺テルメ」の方に伺うと、採算が合わない為に休止中との事。
実際ここを利用する方は自家用車で来られる方がほとんどで、
おいらのようにえっちらおっちらバスで来る人は、
このような施設(日帰り入浴可)の存在自体知らないようでした。
バスで来てケーブルカーで登るというのも良いモノだと思うのですが・・・

確かに岬にバスが直行しているので、よほど余裕のある人でなければ、
現地で地図を見て、周辺を回ってみる等と言うことはしないでしょう。
かといって、バス利用者がここまで山道を歩いて登ってくるかというと、
おいらのような物好き以外にはとても考えられません。
(せいぜいジョン万次郎記念館を回るぐらい)
そういえばほとんど足摺岬周辺では、
タクシーの姿を見かけなかったのも印象的でした。

バス自体が観光目的ではない路線バス、運転士さんも観光案内は行いません。
(確かにわざわざ細い道を通り、途中ジョン万次郎の産まれた中の浜を通りますが)
しかしこれから自家用車を使えない方、特に高齢の方の観光が増えてこないとも限りません。
何しろその場所は誰もが知っている足摺岬なのですから。
ジョン万次郎ブームなどがあれば、ここを訪れる人も増えるでしょう。
そうなってくればリフトカーは無くてはならないモノになってきます。
その時の復活を願いながら、ここを後にしました。


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